自然素材でつくるコンパクトハウス 900万円台からの家づくり 静岡県浜松北エリア ウッドボックス浜松北店
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2019/10/16 ■ 今週のTOPIC 「玄関タイルの選び方」 ――――――――――――――――――――――――――――― 玄関まわりのプランやデザインは、 住む人の家への思いや 暮らし方なども伝わってくるものです。 新築やリフォームの際には、 玄関扉や床材などに こだわる方も多いでしょう。 特に、玄関の床、 三和土(たたき)とも呼ばれる 土間部分やポーチスペースは、 選ぶ素材によって、 日々の使い勝手はもとより、 空間の印象も左右するものです。 一戸建てであれば、 玄関ポーチ(屋外)から 室内の土間部分まで 同じ素材、仕上げとして、 空間のつながりや広がりを持たせる プランが多いでしょう。 ※ちなみに三和土とは、 土やコンクリートで仕上げた 土間床のことを指す。 本来は、土に石灰や水などを まぜて練ったものを塗り、 地盤を固めるために、 たたいて仕上げたもののことです。 ◆一般的な、主な素材は 一般的な住宅の玄関や ポーチの床の仕上げ材には、 タイルや石、モルタルなどがありますが、 多くみられるのはタイルです。 柄や色、サイズ、価格の バリエーションも豊富で、 どんなデザインの住宅でも 取り入れることができる素材でしょう。 陶磁器のようなすっきりとしたもの、 自然石のような風合いのタイプ、 ナチュラルな雰囲気の テラコッタタイルなどもみられます。 各メーカーからは、 サイズや色、価格も含め 多種多様な商品が提案されており、 さまざまな空間に合わせて 選ぶことが可能でしょう。 ◆使用する場所に適した性能を持つ商品を選ぶ 玄関まわりに限ったことではありませんが タイルを検討する際には、 使用する場所に適した性能を持つ商品を 選ぶのが基本です。 カタログなどには、 商品ごとに 「屋内壁」「屋内床」「屋外壁」「屋外床」 などに用いることが適しているか、 記号(◎や○、×など)で 表現されています。 玄関ポーチであれば、 土足で歩行することができ、 水濡れにも対応できる性能を 持ち合わせている「屋外床◎」のタイルを、 三和土部分の場合は、 「屋外床○か◎」のタイルから 選ぶようにしましょう。 商品によっては、同じシリーズで 揃っているケースもあります。 また、最近では、 リフォームしやすい商品もみられます。 既存のタイルの上から貼ることができるもので、 大掛かりな工事をすることなく、 玄関のイメージを一新することが可能でしょう。 ◆色や風合いも多種多様。 玄関扉や内装材とコーディネートも タイルの風合いもさまざまで、 光沢のあるタイプやマットなタイプ、 天然石のような色が混ざったようなものもあります。 玄関まわりに多く用いられるのは、 ホワイト系やベージュ系、 グレー系など比較的すっきりとしたものです。 洋風でも和風でもどんなデザインの外観にも 馴染みやすく、コーディネートしやすいのが その理由でしょう。 濃い目の色合いを選び、 モダンな雰囲気を持たせたり、 和のテイストを表現することも可能です。 いずれにしても、 タイル単体で検討するのではなく、 外観デザインや玄関まわり全体の雰囲気、 玄関扉や収納扉、玄関の内装などを 考慮して選ぶことが大切です。 ◆空間に適したサイズを。色や貼り方にも配慮する タイルのサイズは、 10センチ角程度のものから 60センチ角を超えるものまで、 さまざまなタイプが揃っています。 アクセントになるような モザイクタイルもみられます。 選ぶ際には、玄関まわり全体の広さを 考慮して選ぶことが基本です。 一般的には、10~30センチ角程度を 用いるケースが多くみられますが、 ある程度の広さがあるのであれば、 斜めに貼ったり、色やサイズの異なるタイプを 組み合わせるなど、 貼り方にも個性を出してもいいでしょう。 大きなサイズの方が豪華な雰囲気になりますが、 スペースが狭いとその良さを 生かすことができない場合もあるので 注意が必要です。 ◆安全性を考慮して、滑りにくいタイプを選ぶ 玄関まわりは、家族だけでなく、 お客様も気持ち良く、 安全に迎えることができるスペースに しておきたいものです。 床材を選ぶ際には、 素材としての耐久性や美しさはもちろんですが、 忘れずに確認したいのが、滑りにくさでしょう。 玄関まわりに適した機能を持つ商品を選べば、 基本的には、滑りにくいタイプとなっていますが、 小さなお子さんや高齢の方がいらっしゃるご家庭は 充分な配慮をしましょう。 濡れた靴でも滑りにくい素材であるかどうか、 しっかりと確認するようにしましょう。 ◆汚れにくさ、掃除のしやすさも重視する 安全性と同様に配慮したいのが、 掃除のしやすさでしょう。 三和土やアプローチは、 埃や靴に付いた泥、雨などで汚れやすい場所です。 汚れが目立ちにくく、 汚れても落としやすいことは、 美しい空間を保つためにも重要なポイントです。 一般的にすべりにくい特徴を持つタイルは、 表面が凸凹しているので、 どうしても汚れが付着しやすくなるようです。 美しく保つためには、 こまめなお手入れが必要なのは否めませんが、 一般的に、白や黒のタイルに比べ、 グレー系やベージュ系の方が 泥汚れが目立ちにくいといわれています。 一般的なタイルのお手入れは、 汚れが溜まりやすい目地の部分の埃を取り除き、 必要であれば雑巾で水拭きをしましょう。 デッキブラシでの水洗いや洗剤等での洗浄なども 挙げられますが、 選んだ商品に合わせたお手入れ方法を 事前に確認しておくことも大切です。 商品によっては、 汚れがつきにくい独自の加工を施したタイプも みられます。 ◆ショールームで確認を。 モデルハウスなども参考に 商品を選ぶ際には、 カタログだけでは色合いや素材感は 判断できないので、 必ず実際の商品を確認することにしましょう。 ショールームで比較検討したり、 見本を取り寄せてみてもいいでしょう。 太陽の光による色味の違いもあるので、 できれば、施工現場で外壁材などと 合わせて確認することをおすすめします。 モデルハウスや分譲住宅などで 気にいったコーディネートがあれば、 写真を取るなどして残しておきましょう。 分譲住宅の場合は、 現実的な空間スペースに施工してあるので、 サイズや貼り方などの参考になるでしょう。 それでは、また! 関連記事 - この記事を読んだ方はこちらも読まれています! フラット35、わずかながら金利上昇! ■ 今週のTOPIC「フラット35 金利が上がりました!」 フラット35、2か月連続で金利引き上げ! フラット35、わずかながら金利引き上げ! 住宅ローン当初固定のメリットと注意点! ■ 今週のTOPIC 「天井材の種類と特徴&選び方のポイント」 TOPIC「部屋の結露やカビを抑える壁装材」 「かいとなかリノベ」HPオープンのお知らせ! ≪前の記事 次の記事≫
■ 今週のTOPIC 「玄関タイルの選び方」
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玄関まわりのプランやデザインは、
住む人の家への思いや
暮らし方なども伝わってくるものです。
新築やリフォームの際には、
玄関扉や床材などに
こだわる方も多いでしょう。
特に、玄関の床、
三和土(たたき)とも呼ばれる
土間部分やポーチスペースは、
選ぶ素材によって、
日々の使い勝手はもとより、
空間の印象も左右するものです。
一戸建てであれば、
玄関ポーチ(屋外)から
室内の土間部分まで
同じ素材、仕上げとして、
空間のつながりや広がりを持たせる
プランが多いでしょう。
※ちなみに三和土とは、
土やコンクリートで仕上げた
土間床のことを指す。
本来は、土に石灰や水などを
まぜて練ったものを塗り、
地盤を固めるために、
たたいて仕上げたもののことです。
◆一般的な、主な素材は
一般的な住宅の玄関や
ポーチの床の仕上げ材には、
タイルや石、モルタルなどがありますが、
多くみられるのはタイルです。
柄や色、サイズ、価格の
バリエーションも豊富で、
どんなデザインの住宅でも
取り入れることができる素材でしょう。
陶磁器のようなすっきりとしたもの、
自然石のような風合いのタイプ、
ナチュラルな雰囲気の
テラコッタタイルなどもみられます。
各メーカーからは、
サイズや色、価格も含め
多種多様な商品が提案されており、
さまざまな空間に合わせて
選ぶことが可能でしょう。
◆使用する場所に適した性能を持つ商品を選ぶ
玄関まわりに限ったことではありませんが
タイルを検討する際には、
使用する場所に適した性能を持つ商品を
選ぶのが基本です。
カタログなどには、
商品ごとに
「屋内壁」「屋内床」「屋外壁」「屋外床」
などに用いることが適しているか、
記号(◎や○、×など)で
表現されています。
玄関ポーチであれば、
土足で歩行することができ、
水濡れにも対応できる性能を
持ち合わせている「屋外床◎」のタイルを、
三和土部分の場合は、
「屋外床○か◎」のタイルから
選ぶようにしましょう。
商品によっては、同じシリーズで
揃っているケースもあります。
また、最近では、
リフォームしやすい商品もみられます。
既存のタイルの上から貼ることができるもので、
大掛かりな工事をすることなく、
玄関のイメージを一新することが可能でしょう。
◆色や風合いも多種多様。 玄関扉や内装材とコーディネートも
タイルの風合いもさまざまで、
光沢のあるタイプやマットなタイプ、
天然石のような色が混ざったようなものもあります。
玄関まわりに多く用いられるのは、
ホワイト系やベージュ系、
グレー系など比較的すっきりとしたものです。
洋風でも和風でもどんなデザインの外観にも
馴染みやすく、コーディネートしやすいのが
その理由でしょう。
濃い目の色合いを選び、
モダンな雰囲気を持たせたり、
和のテイストを表現することも可能です。
いずれにしても、
タイル単体で検討するのではなく、
外観デザインや玄関まわり全体の雰囲気、
玄関扉や収納扉、玄関の内装などを
考慮して選ぶことが大切です。
◆空間に適したサイズを。色や貼り方にも配慮する
タイルのサイズは、
10センチ角程度のものから
60センチ角を超えるものまで、
さまざまなタイプが揃っています。
アクセントになるような
モザイクタイルもみられます。
選ぶ際には、玄関まわり全体の広さを
考慮して選ぶことが基本です。
一般的には、10~30センチ角程度を
用いるケースが多くみられますが、
ある程度の広さがあるのであれば、
斜めに貼ったり、色やサイズの異なるタイプを
組み合わせるなど、
貼り方にも個性を出してもいいでしょう。
大きなサイズの方が豪華な雰囲気になりますが、
スペースが狭いとその良さを
生かすことができない場合もあるので
注意が必要です。
◆安全性を考慮して、滑りにくいタイプを選ぶ
玄関まわりは、家族だけでなく、
お客様も気持ち良く、
安全に迎えることができるスペースに
しておきたいものです。
床材を選ぶ際には、
素材としての耐久性や美しさはもちろんですが、
忘れずに確認したいのが、滑りにくさでしょう。
玄関まわりに適した機能を持つ商品を選べば、
基本的には、滑りにくいタイプとなっていますが、
小さなお子さんや高齢の方がいらっしゃるご家庭は
充分な配慮をしましょう。
濡れた靴でも滑りにくい素材であるかどうか、
しっかりと確認するようにしましょう。
◆汚れにくさ、掃除のしやすさも重視する
安全性と同様に配慮したいのが、
掃除のしやすさでしょう。
三和土やアプローチは、
埃や靴に付いた泥、雨などで汚れやすい場所です。
汚れが目立ちにくく、
汚れても落としやすいことは、
美しい空間を保つためにも重要なポイントです。
一般的にすべりにくい特徴を持つタイルは、
表面が凸凹しているので、
どうしても汚れが付着しやすくなるようです。
美しく保つためには、
こまめなお手入れが必要なのは否めませんが、
一般的に、白や黒のタイルに比べ、
グレー系やベージュ系の方が
泥汚れが目立ちにくいといわれています。
一般的なタイルのお手入れは、
汚れが溜まりやすい目地の部分の埃を取り除き、
必要であれば雑巾で水拭きをしましょう。
デッキブラシでの水洗いや洗剤等での洗浄なども
挙げられますが、
選んだ商品に合わせたお手入れ方法を
事前に確認しておくことも大切です。
商品によっては、
汚れがつきにくい独自の加工を施したタイプも
みられます。
◆ショールームで確認を。
モデルハウスなども参考に
商品を選ぶ際には、
カタログだけでは色合いや素材感は
判断できないので、
必ず実際の商品を確認することにしましょう。
ショールームで比較検討したり、
見本を取り寄せてみてもいいでしょう。
太陽の光による色味の違いもあるので、
できれば、施工現場で外壁材などと
合わせて確認することをおすすめします。
モデルハウスや分譲住宅などで
気にいったコーディネートがあれば、
写真を取るなどして残しておきましょう。
分譲住宅の場合は、
現実的な空間スペースに施工してあるので、
サイズや貼り方などの参考になるでしょう。
それでは、また!